茶の飲み方(古の日本人はどうやって茶を飲んでいたのか?)

茶の飲み方(古の日本人はどうやって茶を飲んでいたのか?)

こんにちは!

 

ティーパウダーやシロップで漢方を再解釈するクラフトティーブランド、jian(ジアン)の編集部です。

 

今回は、茶の飲み方について。

 

でも、何度で何分蒸らすとおいしく飲めますよ!といった話ではありません。古の日本人がどのように茶を飲んでいたのか、そんなお話です。

 

認識が覆された茶の飲み方

 

最近、自分の認識が覆される経験がありました。

日本における茶の本流の飲み方は、茶葉のみを煎じる(または抹茶にして点てる)もので、ブレンドティー的なものはどちらかと言えばユニークなもの。

そう思っていました。

あるいは、jianのプロダクトは、チャノキ由来の植物(つまり茶)をベースにハーブやスパイスを調合したものですが、それゆえ"ティー"と名乗りながらも、日本的な"茶"の世界観からすると、本流ではないのだと思っていたのです。

 

そんな風に考えていたのですが・・・。

 

古の日本人はどうやって茶を飲んでいたのか?

 

しかし、茶の湯の時代をさかのぼるとそういうわけでもなさそうです。

というのも、どうやら茶が伝わって間もない時代の日本人は、茶をそのまま煎じて飲まなかったようなのです。

 

本から一部抜粋します。

 

ところで、日本に伝来したのは『茶経』で陸羽が主張する塩だけを入れる煎じ茶ではなく、陸羽が「葱(ねぎ)・生姜・なつめ・橘の皮・茱萸(ぐみ)・薄荷の類を入れて、煮てどんどん沸騰させる・・・そんなものは溝の中の棄て水でしかない」ときびしく批判する一般の習俗の茶であった。薬効を高めた一種の栄養ドリンクであり、その後日本では「煎じ物」と呼ばれて庶民にも愛飲されるようになったものである。

出典:『茶の湯の歴史』 著・神津朝夫

 

この話が本当であれば、実は日本人は古来から茶にいろんなものを入れて、飲んでいたことになります。

 

私たちjianがしている調合と、同じようなことをしているのです。

 

令和のいま、私たちがご提案する茶の飲み方

 

ちゃんとした薬がなかった時代、茶は薬のような存在として人々に愛され、飲まれており、古くからその薬効を高めるために他の植物を調合していた。

 

こう考えると、時代は令和のいま。

 

私たちがご提案しているのは、新しいようで決して新しくなく、むしろ温故知新的な試みだと思うのです。

 

西洋医学がここまで生活に浸透する以前、生活者の知恵としてあった薬としての茶、そしてその飲み方。

 

古き時代に学び、いま改めて取り入れるべきことは想像以上に多そうです。

 

そして、そんな調合を実践しているのが、ティーパウダーHUG(ハグ)。商品の詳細は、以下からどうぞ。

 

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Have a "jian" and good days.


jian(ジアン)は漢方を現代のライフスタイルに合わせて再解釈することから誕生したクラフトティーブランド。
 
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