
教えて宮﨑茶房さんvol.1:三年番茶はどんな茶ですか?

こんにちは!jian(ジアン)の編集部です。jianは" Enjoy ! Kampo(漢方)"を掲げ、学芸大学でチャイティーのお店を営んだり、ティーシロップをつくったりしています。
さて今回は、jianのプロダクトをつくる上で欠かせない、原料の茶をつくってくださる方にインタビューをしました。
jianには5つのフレーバーがあるのですが、そのうちのひとつ、HUG(ハグ)のメインとなる原料、三年番茶について宮﨑茶房の代表、宮﨑 亮(みやざき あきら)さんに教えていただきました。
宮﨑茶房さんについて
宮崎県五ヶ瀬町で農薬や化学肥料を使わずに茶をつくる茶農家さん。優しくてホッとする、飲むと元気になるお茶をつくっています。
三年番茶はどんな茶ですか?
私たちの三年番茶は、“からだを温める茶”をイメージしてつくっています。
一般的な緑茶や紅茶は「身体を冷やす」と言われることもありますが、三年番茶は飲むとすっきりとして、寒い時にも心が和むような茶を目指しています。
私たちの茶園では肥料をたくさん使うようなことはしませんし、使うとしても有機肥料なので、自然な、やさしい味わいの茶です。
三年番茶のつくり方
三年番茶は秋に収穫する硬い茶葉を使うので、葉っぱが大きくてミネラルを多く含み、カフェインが少なく、自然の糖を多く含んでほんのり甘い茶です。

さらに、この茶葉を3年のあいだ熟成させます。そうすることで、より茶葉がもつ青みがとれて、味がさらにやさしくなるのです。
これを最後に釜炒り製法といって、仕上げの際に蒸さずに釜でもって炒ります。
平窯に薪火を焚いて、手炒りで仕上げるのです。この製法によって、茶の味わいがさらにやさしく出るのが特徴です。
編集部コメント:初めて知った時に驚きました。だから、三年番茶から薪火のような香りが立ち上り、味わいだけでなく、香りでも心が癒されるのだ!と妙に納得したものです。
三年番茶、おすすめの飲み方
熱湯で2-3分ほど煎じて、注ぐだけ。2煎目、3煎目もおいしくお召し上がりいただけます。
三年番茶をふんだんに使ったフレーバーHUG
今回、宮﨑さんに三年番茶についてお話を伺いました。この三年番茶をふんだんに使わせていただいたのが、HUG(ハグ)というフレーバーです。
HUGは「心身を温めること」に着目したフレーバー。三年番茶のまろやかな風味をベースに、きび糖の甘みとスパイスの不思議な味わいを調合しました。
気になる方は、ぜひ以下からチェックしてみてください。

株式会社 宮﨑茶房
宮崎県西臼杵郡五ヶ瀬町大字桑野内4966
Instagram:@miyazaki_sabou