「飲みづらい漢方の印象を変えた」。劇場体験型レストラン“Tsumugi”がつくるCHEERティーシロップのノンアルペアリングに迫る。
こんにちは!
ティーシロップやティーパウダーで漢方を再解釈するクラフトティーブランド、jian(ジアン)の編集部です。
jianをドリンクメニューやアフターティー、卸販売商品として採用してくださったお店にインタビューするシリーズですが、今回は沖縄県は那覇にある劇場体験型レストラン“Tsumugi(ツムギ)”の大佐さん・上地さんにお話をお聞きしました。
お客様を没入させる沖縄の劇場体験型レストラン“Tsumugi(ツムギ)”
Tsumugiさんはどんなお店ですか?
Tsumugiは『食×空間×体験』をテーマにした劇場体験型レストランです。
私たちが考える「劇場体験型」は、スタッフがご提供の際にパフォーマンスをしたり、プレゼンテーションをしたりするだけでなく、実際にお客様が手を動かして体験していただく一歩進んだ「劇場体験型」です。
完成された料理を出すのではなく、たとえば注射器・マッチといったアイテムを使って、お客様ご自身の手で料理を完成していただくなど。まさに、舞台を客席から見て終わるのではなく、お客様も舞台に上がって一緒につくりあげていくイメージです。
巷では「イマーシブ※レストラン」と呼ばれることもありますが、Tsumugiは常にお客様に没入していただけるような『食×空間×体験』を考えています。
私たちがお迎えするのは1日8席限定で、皆様にコースのご提供をいたします。コースの2,3品に1品はペアリングドリンクの合わせがあり、アルコールはワインなどのご用意がありますが、それ以外に5杯ほどノンアルドリンクもございます。
※イマーシブ:「没入感がある」といった意味。
飲みづらく、きつい漢方の印象を変えたjianのCHEERティーシロップ
jianの第一印象はいかがでしたか?
私たちはjianと出会う前から、もともとお茶をベースにしたノンアルカクテルを考えていました。
ほうじ器で「茶を炒る」というプレゼンテーションは頭の中で描いていて、そこにすこし薬剤っぽいというか、イメージでいうと朝鮮人参のような香り・味わい、そして漢方的なエッセンスを加えられないかと思案していました。
なかなか良い決め手がなかったのですが、たまたま知人を通じて知ったjianのCHEERティーシロップを味わい、「これだ!」とすぐに導入することにしました。
ほうじ器で茶を炒って香りをたたせて、お客様に香りをかいでいただいたあとに、ほうじ茶にCHEERティーシロップを入れてご提供しています。また、乾燥させた柚子の皮を添えてお出しするので、お好みに合わせて香りや味の変化もお楽しみいただけます。
photo by @ikki_funatani
漢方には何となく飲みづらく、きついイメージがあったのですが、CHEERティーシロップは本当に飲みやすく、おいしいです。
それにお客様に対しても漢方を直接的には扱いづらく、人によっては敬遠されたり、避けられたりしますが、”漢方の再解釈”をテーマに掲げるjianは漢方そのものではないので、お客様にも「めちゃくちゃおいしい!」というお声をいただき、大変ご好評をいただいております。
jianと一緒に取り組みたいことや、今後の展望を教えてください。
CHEERティーシロップでまた違ったノンアルカクテルを構想していまして、たとえば野菜や昆布、あるいは椎茸の出汁を合わせることで全く異なる味わいをつくることができます。
またドリンクや料理だけでなく、あらゆる面で現状の深掘りをしていきます。今後も、もっとお客様が没入していけるような体験づくりを考えていきます。
編集部注:CHEERティーシロップ以外のフレーバーは出ますか?
・・・とご質問を受けましたが、「はい!」ということで目下のところ次なるフレーバーを世に出すためにjian一同がんばってまいります。
気になるCHEERティーシロップはこちらからぜひ。
店舗情報
Tsumugi
住所:非公開 ※詳細はInstagramをご確認ください。