漢方は日本で生まれた?起源はいずこ。

漢方は日本で生まれた?起源はいずこ。

こんにちは!jian(ジアン)の編集部です。



jianは" Enjoy ! Kampo(漢方)"を掲げ、学芸大学でチャイティーのお店を営んだり、ティーシロップをつくったりしています。

 

突然ですが、New Yorkに行くと、ラーメンは日本食として認知されているJapanese food。

かつては大陸からわたってきた中華そばだったものが、長い年月をかけて日本ナイズドされたということでしょう。

 

歴史を振り返ると、文字も銃も船も器も剣も宗教も・・・

大陸からわたってきたものが、日本で熟成されて新たな境地を見るというのがおきまりのコースですが、漢方ももれなくそうです。

 

起源は大陸にあれど、漢方は日本で生まれました。

 

日本生まれの漢方

漢方がMade in Japanだというと、日本人でも多くの人が「そうなの?」となりますが、以上の流れを念頭に考えると「そうなのだ」となるはずです。

 

古の中国・東アジアの医術、中医学や薬学に起源がありつつ、日本の気候や習慣に合わせて練られ、再編集されたのが漢方なのです。

漢方という言葉自体も、漢(漢民族)の方からやってきた医学という意味。当時の西洋医学は蘭方と呼ばれていました(蘭とは、オランダを指しています)。

 

漢方は日本の再編集力の賜物?

起源を軽視して、漢方は日本のものだ(えっへん)と言いたいわけではなく、歴史を振り返ると日本人の再編集能力というのは素晴らしいと自信をもって良い気がします。

あるいは、真似る力。

でも、そっくりそのままパクるのではなく、時間をかけて、熟成させてちがうものに昇華していく力です。

 

こういう表現をすると、とても綺麗で素晴らしいように聞こえるので少し斜めな表現をすると、"見境なく取り込む"のが上手ですよね。なにせハロウィンとクリスマスと正月がある国です。

そして取り込み、時間をかけて熟成させて、元とはちがうオリジナルを生み出していきます(興味がある方は、松岡正剛先生の著書を読むとさらに理解が深まります)。

 

起源、すなわち古の中国やアジアの知恵にリスペクトをもちつつ・・・

とにかく、漢方 is Made in Japan。漢方は日本生まれです。

 

起源をリスペクトしつつ、胸をはって言いきっていいと思いますがいかがでしょうか。

 

ちなみに、私たちjianは"漢方の新しい体験をつくる"をテーマにオリジナルの五行診断チャートをつくったり、東京・学芸大学にお店を構えたりしています。

 

気になる方は、ぜひチェックしてみてください!

 

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