CHEER(火・心)の原料について:漢方薬剤師による解説付き

CHEER(火・心)の原料について:漢方薬剤師による解説付き

こんにちは!jian(ジアン)の編集部です。



jianは" Enjoy ! Kampo(漢方)"を掲げ、学芸大学でチャイティーのお店を営んだり、ティーシロップをつくったりしています。



今回は、jianのフレーバーのひとつ、CHEERの原料について、漢方薬剤師・奥川有夏さんに解説をしていただきました。


▼CHEER原料

原料:深蒸し煎茶(静岡・埼玉県産緑茶) / スペアミント(山梨) / シナモン / 月桃(沖縄) / 棗[なつめ] (ティーシロップは+レモン)/ きび糖(鹿児島)

 

 

漢方薬剤師・奥川有夏さん一言コメント

「CHEER」は燃えるような情熱的な心身をリラックスさせる効果の期待できる原料が豊富に含まれています。

深蒸し煎茶(緑茶)

甘みと苦みがあり風味が豊かな緑茶。

特に苦みはこもった熱を冷ます性質を持つとされています。

緑茶の苦みによって情熱的な「心」の熱を発散させすっきりとした効果が期待できます。また、抗酸化物質が豊富で美肌効果や動脈硬化や心筋梗塞の予防としても健康面のサポートをしてくれます。


スペアミント

漢方では「薄荷」として知られ、消化不良、頭痛、めまいなどに用いられています。爽やかな香りと風味は、こもった熱を冷ますことで気持ちをすっきりとさせ、ストレスを軽減する手助けとなるでしょう。

シナモン

漢方では「桂枝」として知られ、温かみのあるスパイスの香りと味わいが身体を温め、気を巡らせる効果が期待できます。

月桃

漢方では「白手伊豆縮砂」として知られ、心を落ち着かせる香りと味わいでリラックス効果が期待できます。

また消化不良を助けることで、夏バテの食欲不振を助けてくれるでしょう。

 

棗(なつめ)

自然な甘みと豊かな栄養価があり、リンゴのようなほんのりした甘さを持つ棗。漢方では「大棗」として知られ、鎮静・緩和・強壮作用があり多くの漢方薬に配合されています。

東洋医学では「赤色」は弱った「心」を助けると言われており、赤い棗が「心」の働きを助けることで、心穏やかに日々の元気をチャージも期待できます。

なつめについては、以下もぜひご覧ください。

Magazine:『"なつめ"の3つの効能とは?「女性が特に嬉しい」「あの楊貴妃も愛した」など良いことづくめ。

きび糖

自然な甘みとコクがお茶にバランスを加え、味を深みをもたらしてくれます。甘みが熱で乾いた身体を潤す手助けとなるでしょう。

 

最後に一言

東洋医学でいう「心」は意識のコントロールをする臓腑。「心」の高ぶりは自律神経の乱れや睡眠障害の原因の一つと言われています。

「CHEER」のフレーバーはすべての原料一つ一つが精神面のリラックス効果をもたらし、エネルギッシュでお疲れな日々に癒しをもたらしてくれることでしょう。

 

CHEERティーシロップはこちら

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