
“Enjoy ! Kampoワークショップ” -3つの魅力- を漢方薬剤師が語る。

こんにちは!jian(ジアン)の編集部です。
jianは" Enjoy ! Kampo(漢方)"を掲げ、学芸大学でチャイティーのお店を営んだり、ティーBOXやティーシロップをつくったりしています。
今回は、jianが学芸大学の店舗で行っている漢方ワークショップ、その名もEnjoy ! Kampoワークショップについて、講師である漢方薬剤師まりこさんにインタビューをしました。
jianが目指す“漢方の新しい体験ができるワークショップ”とは?
jianはたまたま知人から聞いて、気になるブランドだと思っていました。
お店の写真を最初に見た時に、白くておしゃれなお店なのに漢方の考えに基づくチャイが飲めるとのことで、組み合わせがめずらしいと思い、“今までにない新鮮さ”を感じました。
お店に行き、もうすこし知りたいとWebサイトを見ていたら漢方薬剤師の募集を知り、他にはない漢方との向き合い方ができるのではないかと思い、応募しました。

それからはオーナーと一緒に、jianのテーマでもある”漢方の新しい体験をつくる”を体現するようなワークショップを企画しました。
Enjoy ! Kampoワークショップは、漢方を現代のライフスタイルに合わせてjianなりに再編集することで、「もっと気軽に、もっと楽しく」感じてもらいたい——そんな想いが根底にあります。
多くの人は、自分や大事な人の暮らしを心地よくしてくれそう!と漢方に興味をもちますが、「難しそう」「専門的すぎる」と感じる方もいます。

でも、jianが目指す”漢方の新しい体験”は、日々の暮らしに気軽にとり入れられるもの。もちろんEnjoy ! Kampoワークショップもそのような考えにもとづいています。
Enjoy ! Kampoワークショップ − 3つの魅力とは?
1. Enjoy ! Kampoという唯一無二のスタンス
漢方って、「気になるけど、むずかしそう」って思われがちですよね。
たしかに理論は奥深いし、長い歴史もあります。でも私は、とても面白いと感じているし、まずは楽しいものだと知ってほしいです。
「漢方は理解できないところこそが真髄」とされることもあります。
もちろんそれも素敵な考えですが、jianのEnjoy ! Kampoワークショップでは、もっと軽やかに「楽しさ」を届けたい。このスタンスで企画する漢方関連のワークショップは、唯一無二だと思っています。

参加してくれた方がjianのリーフレットやティーシロップのラベルを見て「かわいい!」って笑ってくれる瞬間がすごく嬉しいです。そういう“ささやかなきっかけ”から、自然と心に入ってくるものもきっとあると思うんです。
2. “あたたかみ”のある空間そのものの価値
漢方のイメージっていうと、どこか茶色くて重厚で……日本家屋みたいな空間が多いですよね。でも、学芸大学のjian店舗の空間デザインはまるで違います。

白を基調にした空間に可愛らしいデザインの商品やアイテムが並んでいて、見ているだけでワクワクしますし、白っぽい印象でも無機質になりすぎない“あたたかみ”もあります。
視覚的にも「ほっとできる」のは、大事なことだと思っています。
3. 漢方の知識を暮らしにつなげるワークショップ
Enjoy ! Kampoワークショップで漢方の知識を得るだけではなく、終わったあとに、暮らしの中で「ちょっとやってみようかな」と思えるかどうかも大切ですよね。
だからこそ、ワークショップ参加者にはプレゼントにYOJOティー詰め合わせセットなどをお渡ししています。それはお茶を淹れて飲む、ただそれだけでいいからです。そこから身体や気分に向き合うきっかけが生まれると考えています。
もちろん、五行や五臓といった理論も紹介します。それが無意識に選んでいた行動の答え合わせになっていることもありますし、暮らしのヒントとしてスッとつながってくれたら面白いのではないかと思うのです。
あれもこれもじゃなくて、「これならできそう」っていう好みにあう選択肢を持って帰ってもらえたら、それが一番嬉しいです。
漢方のエッセンスで日々の暮らしをちょっと豊かに
「漢方のエッセンスを楽しく、おいしく、かわいく日常にとり入れて
あなたの"なんとなくつらい"を、"心地よい"に変えていきます」
このjianの言葉に素直にワクワクする方に、ぜひ参加していただきたいです。
最初にお店でお話しするとき、「漢方って、もっと気軽に楽しく取り入れていいんですよね」って言うと、うなずいてくれる方がいます。
漢方の知識を身につけるというよりも、日々の暮らしをちょっと豊かにする“きっかけ”がほしい——そんな想いのある方と、心地よくつながる場所として、ワークショップを開催しています。
そんなEnjoy ! Kampoワークショップの詳細は、Instagramの固定投稿をチェック
→jianのInstagram

漢方薬剤師:黒田真理子(くろだ・まりこ)
製薬メーカーにて7年間、漢方の説明会や研修を担当。現在はフリーランス薬剤師として漢方に関するセミナー等を実施。中学生の頃から漢方に興味をもち独学でスタートするも、用語や概念が難しすぎて挫折した経験をもとに、面白く分かりやすい解説にこだわっている。
店舗情報:jian / ジアン
住所:〒152-0004 東京都目黒区鷹番3-15-18-101(Googleマップ)
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