
チャイ屋がおすすめする東京のおいしい3つのチャイ屋さん

こんにちは!jian(ジアン)の編集部です。
jianは" Enjoy ! Kampo(漢方)"を掲げ、学芸大学でチャイ&ティーのお店を営んだり、ティーBOXやティーシロップをつくったりしています。
jianが2024年11月末にオープンするまで、そしてそれ以降にも行った東京のチャイ屋さんの中でも、「これは、美味しい!」と思ったお店を3つほどご紹介します。
もちろん、他のお店でも美味しいチャイは飲めたのですが、この3つのお店はシンプルに「美味しい!」というだけではなく、何度も行きたくなる不思議な魅力がありました。
完全に私たちjianチームの感想なので、もちろん、これが絶対ではないです。
あくまで、一つの声として参考にしていただけますと幸いです。

店舗情報:jian(学芸大学)
住所:東京都目黒区鷹番3-15-18-101
IG: @jiantea___
どんな感覚で「美味しいチャイ屋さん」を選んだか?
チャイの好みは人それぞれなので、そもそもの前提を簡単に書きます。
私たちにとっての"美味しいチャイ"を簡単に言うと、スパイシーすぎずに茶の味を感じるチャイです。
茶のおいしさとスパイスの味わいがうまく融合した、また何度も飲みたくなるチャイ。
それを"美味しいチャイ"としました。
それでは、1店舗目からご紹介します。
Chiyaba / チャバ(中目黒)
知る人ぞ知るチャイとティーのおいしいお店、中目黒のChiyabaさんです。
噂はかねがね聞いていたのですが、実際に行って何度かチャイを味わって思うのは「やっぱり、美味しい」。最初は、"いいお茶だから美味しいのだ!"と早合点したのですが、何度も行くうちに、それはもちろんのこと、ちゃんとスパイスの味わいが融合しているから美味しいのだと気づきました。
スパイスの味わいをしっかり感じつつ、茶の美味しさが融合したチャイ。ひとつの"美味しい"の基準をChiyabaさんに教えていただきました。
そして、やはり世界観。チャイを単純にひとつのドリンクとして捉えるのではなく、背後にある世界観も一緒に表現している点も素敵です。
中目黒駅からすこし歩きますが、高架下にひっそり佇むお店のドアをあけると、全方位的にChiyabaさんの世界観に誘われます。
スタッフの方も優しくフレンドリーで、心地よくチャイ&ティーの世界に誘ってくれます(文章を書いていたらまた行きたくなりました)。人、お店、ドリンク・スイーツメニューどれも素敵で、何度も訪れたくなる場所です。
※このMagazineを執筆中に、なんとChiyabaのマネージャーさんがjianを来訪してくださいました。ちがうアプローチでチャイをつくっていて面白い、美味しいね!と言ってくれました(とても優しい方でした)。
チャイブレイク / chai break(吉祥寺)
残念ながら何度も訪問できていない手前、語るのははばかられるのですが・・・
吉祥寺の人気店、チャイブレイクさんはやはりおいしかったです。
とても茶葉にこだわり、紅茶の味を引き出すことに力を入れられている印象でした。味わってみると、紅茶の味わいが口の中に広がり、なんだかとても癒されました。
私が伺った時は、ちょうど茶葉・スパイスのエキスを最後の一滴まで絞っているところで、ひとくち口に含むと味の深みがぐっと口内に広がる理由の一端がわかった気がしました。
スイーツも充実していて、私はマフィンを食べたのですが、チャイとの合わせが最高でした。
紅茶の店 Kenyan / ケニヤン(渋谷)
最後は、渋谷の紅茶の店 Kenyan / ケニヤンさんです。
「チャイのお店」ではなく、アイミティーが有名なお店として知られているかもしれません。
実はホットのミルクティーは、"チャイミティー"として提供しています。
確かスパイスは入っていなかったはずなので、マサラチャイのようなスパイシーさはないのですが、とにかくおいしい。飲んだら、「あ、これおいしい」となるやつです。
昔からティーがおいしいお店として有名ですが、深みがあって、何度飲んでも飲みたくなるくらいおいしいので心から納得です。
実は私たちは、OPEN前に改めてケニヤンさんのチャイを飲んで、自分たちのレシピを見直しました。これじゃダメだと・・・笑
ケニヤンさんに行くと、もっと、毎日でも飲みたくなるようなおいしいチャイをつくらないとな。と、何度も気づきを与えていただきます。
jian / ジアン(学芸大学)
最後は、手前味噌ですが私たちjianをご紹介させてください。
jianは、2024年11月末に学芸大学にOPENしたお店です。
私たちは" Enjoy ! Kampo(漢方)"を掲げ、学芸大学でチャイ&ティーのお店を営んだり、ティーBOXやティーシロップをつくったりしています。
"Enjoy ! Kampo"をすこし補足すると、jianがつくりたいのは「漢方の新しい体験」。
漢方のエッセンスを楽しく、おいしく、かわいく現代のライフスタイル・日常にとり入れて、あなたの"なんとなくつらい"を、"心地よい"に変えていくブランドです。
チャイをmenuの中核にすえたのも、 チャイがとても漢方的だから。
そんな視点で、日々新しいチャイづくりに励んでいます。
参考:『チャイは漢方的?学芸大学のjianがチャイをドリンクの軸に据えた理由とは』
jian のチャイは、どんなチャイ?
jianの定番チャイは、私たちがHUGチャイと読んでいるチャイです。

宮崎県産の三年番茶をベースに、以下のスパイスを調合しています。
フェンネル / カルダモン / ターメリック / シナモン / ブラックペッパー / ジンジャー
スパイスはベーシックなものを使っていますが、特長はベースとなる三年番茶。やさしく、まろやかな味わいが、スパイスの味わいと相まって不思議な魅力を醸し出します。
"スパイシーなチャイ"というより、デイリーで飲んでいただけるようなやさしくて、まろやかで、茶の味わいを感じるチャイを目指しています。
ちなみに、よりスパイスみを感じたい。そんな方のためには、同じ原料でスパイスを多く調合しているHUG YOJOチャイというドリンクもあります。
こちらは、よりじんわり温まって養生したい方向けでもあります。

参考:『養生したい人向けのチャイ?HUG YOJOチャイが誕生するまでの話』
その他には、烏龍茶のチャイ、玄米茶のチャイ、和紅茶のチャイ、そして深蒸し煎茶のマッチャイ(抹茶ラテ like なドリンク)もございます。どちらも、国産の茶葉をベースにつくっている点が、すこしめずらしいです。
参考:『学芸大学のチャイ&ティー、カフェ「jian」のメニュー / menu』
長くなりましたが、以上で「東京のおいしいチャイ屋さん」を終わります。ご一読いただき、ありがとうございました!

店舗情報:jian(学芸大学)
住所:東京都目黒区鷹番3-15-18-101
IG: @jiantea___