自律神経の乱れのせいか、なんとなくつらいです。ケアする方法ありますか?

こんにちは!jian(ジアン)の編集部です。
jianは「Enjoy!Kampo」を大切に、学芸大学でチャイティーのお店を営んでいたり、YOJOティーBOXやティーシロップを作ったりしています。
今回は、jianの漢方薬師・まりこさんに、お客さまからの質問を聞いてみました。
「自律神経の乱れのせいか、なんとなくつらいです。ケアする方法ありますか?」
jianではjian THE RITUALを開催しおり、まりこさんはその講師でもあります。
さて、「なんとなく不調が続く」「検査では異常がないけれど、調子が安定しない」「気分や体調の波が激しい」こうした状態の背景には、生活リズムや環境の変化など、さまざまな要因が重なっていることもあります。
お客さまからは『自律神経の乱れかもしれない』というご相談をいただくことがあります。
漢方には自律神経という概念はありませんが、気持ちの変化や心身の巡りについては、「肝」の働きの1つとしてとらえることがあります。
漢方でいう肝とは
漢方でいう「肝」とは、全身の巡りを調整する役割を持つとされています。ここでいう肝は、西洋医学の肝臓とは異なります。
漢方では身体の中を滞りなくめぐっている状態が健やかであると考え、このめぐりを調整しているのが肝です。
理由のはっきりしない不調や気分の浮き沈み、イライラ・不安感、寝つきの悪さ、疲れているのに落ち着かない。
漢方では、このような状態を「巡り」という視点から捉えることがあります。
▼肝のケアについて
ポイントは「巡りを意識する」こと。
① 身体を軽く動かす
軽いウォーキング、ストレッチ、深呼吸、ゆったりしたヨガなどがおすすめです。激しい運動ではなく、リズムよく・気持ちよく動くことが重要です。「気分転換のために動く」ことは、まさに肝のケアと言えるでしょう。
② 香りを取り入れる
ハーブや薬味、スパイスが欲しくなるときはありませんか?
こういった生活に馴染みのある香りは、気と関わりが深いと考えられています。
「なんとなく香りのあるものが欲しい」
こういった感覚も、日々の心地よいを増やすタイミングかもしれません。
③ ストレスを溜め込まない環境づくり
頑張りすぎ、我慢しすぎ、常に緊張状態が続くほど、巡りは滞りやすいと考えられています。ストレスをなくすことはできなくても、心地よく過ごせる時間を増やしていきたいですね。
そして、「整えよう」としすぎないことも選択肢の1つです。「ちゃんと整えなきゃ」「規則正しくしなきゃ」というコントロール欲が暴走すると、ゆるめるタイミングが分からなくなることもあります。頑張ることだけではなく、ほっと力を抜く時間も大切にしてみてくださいね。
五臓について詳しく知りたい方はこちらの記事もぜひご覧ください。
関連Magagine:漢方の五臓ってなんですか?
五行論に基づく5つのフレーバー
jianでは五行思想に基づく5つのフレーバー(HUG、BREEZE、CHEER、MIST、SUNNY)をご用意しています。
BREEZEは烏龍茶をベースに、芽吹いた草花をなでる風をイメージして、花のように香る烏龍茶をベースに、滋味深い"よもぎ"、ウッディなスパイスを調合しました。
他にもいろんなことを知りたい方は、ぜひjian THE RITUALをチェックしてみてください。


漢方薬師:黒田真理子(くろだ・まりこ)
製薬メーカーにて7年間、漢方の説明会研修やを担当。 現在はフリーランス薬剤師として漢方に関するセミナー等を実施している。中学生の頃から漢方に興味をもち独学でするスタートも、用語や概念が難しすぎて挫折した経験をもとに、なかなかわかりやすく解説にこだわっている。
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