集中力をアップさせる漢方の知恵が知りたいです。

こんにちは!jian(ジアン)の編集部です。
jianは「Enjoy ! Kampo(漢方)」を大切に、学芸大学でチャイティーのお店を営んでいたり、YOJOティーBOXやティーシロップを作ったりしています。
今回は、jianの漢方薬師・まりこさんに、お客さまからの質問を聞いてみました。
「集中力をアップさせる漢方の知恵が知りたいです」
ちなみにjianではEnjoy ! Kampoガイダンスを行なっていて、まりこさんはその講師でもあります。
集中力が低下したとき
なんとなく落ち着かない。頭の中がざわざわして、目の前のことに意識が定まらない。
こうした状態は、漢方では心が疲れているサインと考えます。
「心」の役割:血液の循環、意識や思考のコントロール
心が安定していると、考えがまとまり、ひとつのことに意識を向けやすくなります。
反対に、心に負荷がかかると気が散る、焦りや不安が出る、集中しようとするほど空回りするといった状態になりやすくなります。
参考になるMagazine:東洋医学・漢方における「心」の役割と、2つのケアの方法について
▼心のケア
ポイントは「鎮める」「ゆるめる」こと。
例えば、予定を詰め込みすぎない、一度に複数のことを考えようとしない、深呼吸をして、意識をいまに戻すといったことがあげられます。
また、心は「熱」を持ちやすい特徴があります。画面を長時間見続けていたり、情報を詰め込みすぎていると、頭だけが興奮した状態になりやすいのはイメージできる方も多いかもしれません。
頭の中で思考がぐるぐるしてしまった。そんなときは、目を閉じる、照明を少し落とす、温かい飲み物で一息つくといった、クールダウンの時間を意識してみることもおすすめです。
「集中できないから、もっと頑張る」というよりも、「いまは心を休ませるタイミングかも」と気づくことが、結果的に集中力を取り戻す近道になるかもしれません。
集中力を維持したいとき
ある程度集中はできているけれど、夕方になると一気に落ちる、数日続くとガクッと疲れる、集中力を“持続”できない、そんなときは「腎」をいたわる視点が役立ちます。
「腎」の役割:成長や発育、生殖、生命力の貯蔵を司る
簡単に言えば、がんばり続けるためのエネルギーの貯金箱ですね。
集中力を長く保つには、この貯金がしっかり残っていることが大切です。
参考になるMagazine:東洋医学・漢方における「腎」の役割と、2つのケアの方法について
▼腎のケア
腎のケアの基本は、消耗させない・冷やさない・回復させること。
睡眠時間を削らない、夜遅くまで頭を使いすぎない、体を冷やす飲食を控えるといったことが大切です。
特に睡眠は重要で、腎は寝ている間に回復すると考えられています。
「今日は集中できたから、もう少し頑張ろう」を繰り返していると、知らないうちにエネルギーを使い切ってしまうことも。
また、塩味は腎と関係が深い味とされています。
お味噌汁やお出汁にほっとするときは、腎をいたわりたいサインかもしれません。
集中力を一時的に高めるのではなく、安定して保つためには、「休むこと」も集中力の一部だと考えてみてくださいね。
集中力は「鍛えるもの」ではなく「整えるもの」
漢方の視点いえば、集中力は気合や根性で引き出すものではなく、心が静かであること、腎のエネルギーがしっかりたくわえられていること。
この2つがそろったとき、自然と集中できる状態が生まれると考えられます。
「集中できない自分」を責めるのではなく、いまは心を休ませる時期なのかもしれない、それとも腎のエネルギーを消耗しすぎていないだろうか。
そんな風に身体の声として捉えてみると、集中力の捉え方が変わるかもしれません。
心・腎に対応するフレーバー
jianでは心や腎をいたわるために、日常にそっと寄り添う飲み物をご用意しています。
心に対応するのはCHEER、腎に対応するのはSUNNYです。
CHEERは「リセット&チャージ」に着目したフレーバーで、高まる心身をリラックスさせつつ、日々を元気に過ごす活力をチャージします。すっきりと心地良いコクのある国産の緑茶(深蒸し煎茶)をベースに、フレッシュなミント、トロピカルな味わいのハーブやスパイスをあわせました。
SUNNYは「滞りのないエネルギーで満たすこと」に着目したフレーバーで、心身を芯から温め、滞りのないエネルギーで満たします。冷たい大地にあたたかく注ぎ、生命を育む太陽の恵みをイメージ。甘い香気とすっきりとした味わいの和紅茶をベースに、温もりを届けるクローブ、スターアニス、ジンジャー、優しく爽やかに香る陳皮をあわせました。
もっと詳しくいろんなことを知りたい方は、ぜひinstagramからEnjoy ! Kampoガイダンスをチェックしてみてください。
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漢方薬剤師:黒田真理子(くろだ・まりこ)
製薬メーカーにて7年間、漢方の説明会や研修を担当。現在はフリーランス薬剤師として漢方に関するセミナー等を実施。中学生の頃から漢方に興味をもち独学でスタートするも、用語や概念が難しすぎて挫折した経験をもとに、面白く分かりやすい解説にこだわっている。
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