
SUNNY(水・腎)の原料について:漢方薬剤師による解説付き

こんにちは!jian(ジアン)の編集部です。
jianは" Enjoy ! Kampo(漢方)"を掲げ、学芸大学でチャイティーのお店を営んだり、ティーBOXやティーシロップをつくったりしています。
今回は、jianのフレーバーのひとつ、SUNNYの原料について、漢方薬剤師・奥川有夏さんに解説をしていただきました。
▼SUNNY原料
和紅茶(宮崎)、クローブ、スターアニス、シナモン、ジンジャー、陳皮(和歌山) + tea syrup=へべす(宮崎)、きび糖(鹿児島)
漢方薬剤師・奥川有夏さん一言コメント
「SUNNY」のフレーバーには身体を芯から温めることで「腎」の機能を助ける効果の期待できる原料が豊富に含まれています。
紅茶: 身体を温めることで血行を促進し、水分代謝の巡りを助けてくれます。紅茶には心神の不安を和らげる働きがあると言われています。シナモンや生姜など組み合わせを楽しむこともでき、芯から冷えやすい冬の身体を温める手助けとなるでしょう。
クローブ: 漢方では「丁子(チョウジ)」として知られ、身体の内部が冷えることで生じる腹痛や食欲不振などに使われています。寒さで縮こまりがちな冬ですが、丁子は体を内部から温めることで、血行や血流を促進させる機能が期待できます。
スターアニス: 漢方では「大茴香」として知られ、身体を芯から温めて寒気を取り除く効果があります。寒さを体の外に出すことで、気や血の滞りを解消し、寒さからくる不調を整えてくれることでしょう。
シナモン: 漢方では「桂枝」として知られ、温かみのあるスパイスの香りと味わいが身体を温め、気を巡らせる効果が期待できます。芯から冷えやすい身体を温めつつ、エネルギーを補給をする働きが期待できます。
ジンジャー:漢方では「生姜」として知られ、新陳代謝を高めることで身体を温め、お腹も温まり、胃の調子を整えて食欲を増進させます。身体を温める効果が強く、ゾクゾクとした寒気を感じる風邪の初期症状にもよく使われています。
陳皮:漢方では気を巡らせて消化機能を整える作用から、食欲不振や胃腸の膨満感などの症状を改善する多くの漢方処方に配合されています。柑橘特有のさわやかな香りはストレスや不安感を和らげ、リラックス効果をもたらしてくれることでしょう。
きび糖: 精製して作られる白砂糖よりもミネラルを多く含むのが特徴。急激な血統上昇を抑える働きがあり、自然な甘みとコクがお茶に深みをもたらしてくれます。
最後に一言
「腎」は生命活動を維持するために必要なエネルギーを蓄え、体内の水分量を調節する重要な臓器。芯から冷えやすい冬は特に内部から温め腎をいたわることが大切です。
「SUNNY」は身体を芯から温めて寒気で弱りやすい腎をケアする手助けとなるでしょう。
監修:奥川 有夏(おくがわ・ゆうか)
漢方薬剤師 東洋占星術士(九星気学/四柱推命)
薬剤師認定制度である漢方薬生薬認定薬剤師を取得。現役薬剤師として働きながら、中医学を専門とした東洋占星術士として心身両面から人々のお悩みに応える。
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