失敗を反省してクヨクヨしちゃう。そんな自分を優しくケアする漢方の知恵。

こんにちは!jian(ジアン)の編集部です。
jianは「Enjoy!Kampo」を合言葉に、学芸大学でチャイティーのお店を営んでいたり、YOJOティーBOXやティーシロップを作ったりしています。
今回は、jianの漢方薬師・まりこさんに、お客さまからの質問を聞いてみました。
「失敗を反省してクヨクヨしちゃいます。そんな自分を優しくケアする知恵ありますか?」
jianではjian THE RITUALを開催しており、まりこさんはその講師でもあります。
1. 心身にダメージを与える原因
失敗をぐるぐると考え続けてしまうとき、ありますよね。
責任感が強くて真面目な方ほど、反省して対策を決めた後も思い返してしまったり…
それだけ、よりよくしたいという気持ちがあるからだと思います。
まず漢方では、心身にダメージを与える原因を3つにわけます。
その3つとは、「内因(ないいん)」「外因(がいいん)」「不内外因(ふないがいいん)」
体の内側からのダメージを「内因」と言います。過度な感情の乱れによるダメージです。
また、環境の変化や気候によっても体調を崩すことがありますよね。これが「外因」です。
それ以外のものが、「不内外因」とよばれ、例えば食べ過ぎ・飲み過ぎなどの飲食に関するものと、働きすぎや運動不足などの生活習慣などがあげられます。
2.感情の乱れによるダメージ
内因は過度な感情の乱れによるダメージなのですが、この感情というのは七情と呼ばれています。
喜(き:よろこぶ)
怒(ど:いかる)
思(し:おもう、くよくよする)
憂(ゆう:うれう、心配する)
悲(ひ:かなしむ)
恐(きょう:おそれる)
驚(きょう:おどろく)
どれも日常生活において感じることは、当然ありますよね。
それが問題というわけではなく、強く感じたり、長期的に感じている場合、それが心身のダメージにつながることがある、という意味合いです。
3. ささいな失敗を引きずりがち
今回の「ささいな失敗をずっと引きずりがち」というお悩みは、七情で考えると、思(し:おもう、くよくよする)に当たります。
悩み・考えすぎると、五臓でいう「脾」の働きが低下し、食欲が落ちてしまったり、疲れやすくなったりします。
漢方では心身の働きを5つにわけて、これを五臓と呼びます。
脾の働きは、栄養を消化吸収し、全身に巡らせることです。
つまり、ここがダメージをうけると、全身にうまくエネルギーが行きわたらずに疲れやすく感じたりします。
悩みすぎて食事の優先順位をさげてしまうなど、なにか思い当たることがあれば、そこから対策してみることをおすすめします。
4.いつも胃腸が疲れていると感じているなら…
いつも胃腸が疲れていると感じるなら、少し「考えすぎ」てしまっている可能性もあります。このように、感情が身体へ与える影響を知っておくと、早めに気がついて対策をとることもできるのでおすすめです。
例えば、胃にやさしいご飯を選ぶ、冷えないようにあたたかくゆったりとした服を着る、お風呂につかってあたたまる、飲み物はなるべく常温かあたたかいものにしてみるといったことが脾をいたわることにつながります。
悩み続けてしまうときのナイトルーティンとしてやることを決めてしまうのも良いかもしれません。
失敗から学びを得て、次はこうしよう!と改善策を考えたあとは、もう大丈夫。と自分を安心させてあげてくださいね。
jianでは五臓に対応する5つのフレーバー(HUG、BREEZE、CHEER、MIST、SUNNY)をご用意しています。
今回の記事に関連するのはHUG。
HUGは五臓の「脾」をケアしてあげるフレーバーで「お腹からあたためること」をコンセプトに、お腹にやさしい三年番茶をベースとして、シナモンやジンジャーといったスパイスを配合しています。
ほっと一息つきたいときにぜひおすすめです。
関連Magagine:
他にもいろんなことを知りたい方は、jian THE RITUALをチェックしてみてください。

漢方薬師:黒田真理子(くろだ・まりこ)
製薬メーカーにて7年間、漢方の説明会研修やを担当。 現在はフリーランス薬剤師として漢方に関するセミナー等を実施している。中学生の頃から漢方に興味をもち独学でするスタートも、用語や概念が難しすぎて挫折した経験をもとに、なかなかわかりやすく解説にこだわっている。
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